職人日記

「ウェブサイトの検索で、貴店のリング加工を見つけ、 いくつかお尋ねしたくご連絡しました。 よろしくお願いいたします。 」

 

という、お問い合わせから始まった富山県のT様。

 

簡単なお見積りをお知らせして、送っていただいた品物がコチラ

① K18 印台 リング → 仕上げ

②リング3点とピアスのパーツから甲丸リングへ

③上段左のペンダントを見本に4点のルースをペンダント加工

 

 1点1点お見積りをお知らせして、T様のご要望をお聞きして微調整して加工に入りました。

 

まず印台リングの仕上げ。

印面といわれる上部の平らな部分をヘアライン仕上げします。ここをしくじると角が落ちてダラッとなってしまいます。ピシッとキチッと仕上げます。思わず背筋もピシッとなります。タレ目もツリ目になりそう・・・。

 

次に甲丸リング加工。

お預かりした指輪とピアスパーツを一個一個品位を確認して、バーナーでビャァ~っと溶かします。 幅5mmちょっと、厚み3mmちょっとの18金の板を叩いて叩いて、おやつ食べて、叩いて叩いて作り、カマボコ状に伸ばします。

必要な分だけ切り取り、丸めます・・・が、3mmあると簡単には曲がりません・・・通常の1.5mm位でしたらエイヤッ!で曲がりますが、3mmあるとゥオリャァ~!でも曲がりません。

 叩いて曲げるわけですが、ムキになりすぎて自分の指も叩いて大騒ぎ!

なんとか形にして粗いヤスリから細かいヤスリで整えて、磨きます。

 

そんなこんなで仕上がった2点

 キレイに仕上がりました!甲丸はここから内側に行書で文字入れ!

レーザーで入れるのでとってもキレイに入ります。

 

んで、残るはルース4点に針金でペンダント加工。

こちらも18金を叩いて叩いて細くして、1mm位の角棒を作っていきます。

1mm位の穴から0.95mm・・・0.90mm・・・0.85mm・・・と徐々に細い穴に通して引っ張って0.50mmまで細く丸くします。(腰に注意!)それを必要な分を切り取り、石に通して丸くします。 

石に熱がいかないように注意しながら、端っこ同士をロー付けして、くっ付けます。

余分なロー材を削り、磨いて仕上げ!

 

 

 

 

 石が欠けることなく、変色することなく仕上がりました。

 

 完成メールをT様に送り、製品を発送!

・・・やっぱりドキドキします・・・

・・・すると・・・

本日無事に商品を受け取りました。 美しい仕上がりとつけ心地の良さに、驚きました。 子供達の名前を刻んだリングは、御守りとして永く大切にしたいと思います。 この度は、ありがとうございました。

  と、ご連絡いただけました!

 

いやぁ良かった良かった!

仕入れたものをただ発送する商売と違って、作ったものを発送するのはキンチョーします。

 

それだけに喜んでいただけるとビールがウマイ!ビールがウマイとツマミがウマイ

ん?満足する仕事をすると、太っていくのか・・・?

やっと自分の腹がこんなんなってる理由に気づいたジュエリー職人は熊谷にいますっ! 


jewelrycraftcojp | 2018.04.13 | PermaLink | トラックバック(0)

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